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Posted by ミリタリーブログ  at 

2020年05月17日

エアコミティア企画「シュッペッツレを作って食べよう!」

皆さま、どうお過ごしでしょうか?
今年の初めから問題になりはじめた新型コロナウィルス(COVID-19)が猛威を振るい、自粛からの緊急事態宣言。
年初めに今年がこんな事態になるなんて誰が予測したでしょうか?

コミケはおろか、オリンピックも延期になってしまい、ここから先どうなるかはだれも予想ができないような状態です。

オリンピックの都合でGWに行われるはずだったコミックマーケット98をせめて、気分だけでもお家から味わおうと「エアコミケ、エアコミティア」という企画が開かれています。

私は、GWに4日間開催される予定だった、コミックマーケットに一般参加する予定だったのでツイッターやイラスト参加で「エア一般参加」をしました。

そして本日開催される予定だったコミティアでは

「エアサークル参加企画」として、今日出す予定だった「クッキングナチ10の補足コピー本」のネタを公開します。

というわけで、エアコミティア企画「シュペッツレを作って食べよう!」スタートです!



クッキングナチ10で紹介したUボートの献立表から一つ抜粋します。

マカロニ
グーラッシュ
スープ
マッシュルーム


ハンガリー、ドイツ、オーストリアあたりの料理のグーラッシュ。牛肉と玉ねぎとパブリカの煮込みだ。
ちょっと気になるのが、グーラッシュとスープという汁物がかぶっているところだ。

何で汁物がかぶっているのかと思っていろいろと調べてみるとグーラッシュはマカロニにかけて食べてるっぽい。
グーラッシュという汁物にスープがついているのではなく、これはスパゲッティにスープがついているような献立なんだな。

さらに調べてみると、向こうでは、マカロニではなく、シュッペッツレという麺類にかけることもあるようだ。
もしかしたら、これはマカロニではないのかもしれない。

なぜマカロニではないという可能性があるのか?

この辺は、今回の資料にしているのはドイツ語だった原文を参考にして、これが英文に訳されたいわゆる「二次資料」というやつだ。
このような、二次資料の場合、「英語に訳した時に別の言葉に置き換えられている可能性」が考えられる。
つまり、「シュペッツレが米国などで知られていないのでマカロニに置き換えられている」かもしれない。
資料は一次資料があったほうが確実というのはこの辺の理由があるのだ。

版権もの同人誌を読むときは原作も読まないといけない!ということだな!


実際このメニューがどちらだったのかは何とも言えない。
積み込み品目を資料を調べてみると80㌔のマカロニがUボートに積み込まれており「保存性がよくて、調理も簡単なマカロニを使っている」可能性も非常に高い。
※ここまで引っ張っといてこの結論化なのかよとか言われそうですが.....すみません。

てなわけで、クッキングナチ10ではマカロニを使用したレシピを紹介したが、今回のブログでは、グーラッシュと一緒によく食べられていた噂のシュペッツレを作ってみよう。



というわけでシュペッツレ。

卵と小麦粉を使った麺類で、ドイツ、オーストリア、アルザス、南ティロル料理にでてくる、いわゆるドイツ周辺諸国の麺類だ。

細かい発祥地域は不明、中世のころからあったらしく、1725年に記録があるという古い料理だ(wikipediaより)。

同系統の料理としては中国の「撥魚(ボーユイ)」や日本の「すいとん」がある。
シュペッツレの語源は小さなスズメの意味。現在の調理法で作られる前は手でちぎって作られていたため、その形状からこの呼び名が付いたようだ。ボーユイの由来も魚のような形状から来ているので、ここからも同じような料理ということがわかる。

調理法はそれぞれ違いがあって中国は緩く溶いた小麦を箸で入れて、日本はスプーン等で生地をすくってゆでる。
ドイツではシュペッツレメーカーというものが何種類もあって、穴の開いたおたまに生地を入れて押し出したり、ポテトマッシャーのようなもので有ったり、バケットを動かしてきりだしたりする。

探してみると、シュペッツレメーカーはamazonで普通に売っている。


正直シュッペッツレしか作れないこの特殊な調理器具がこんなに流通していることに驚きだ!

シュペッツレ自体は穴あきお玉や箸でも作れますが、今回はシュペッツレメーカーを使って作ってみましょう。


シュペッツレレシピ(二人前)
・中力粉     250g
 もしくは薄力粉150g+強力粉100g
・水       150g
・卵       2個
・塩       小さじ1
・ナツメグ     小さじ1
・オリーブオイル  適量


レシピをボールに入れてダマにならない程度にかき混ぜる。




鍋にたっぷりのお湯を沸かしてシュッペッツレメーカーをセットする。




上部のバケットに生地をセットしてスライドさせると生地が適当な大きさになって鍋に落ちる。


数分で生地が浮いてくるので。


湯切りして完成。



今回は同人誌版と同じメニューにするため、マッシュルームを付け合わせてグーラッシュをかけていただきます。

グーラッシュ(クッキングナチより再掲載)
〇材料(2皿)
・カレー用牛肉   400g
・玉ねぎ     中3個
・塩胡椒     適量
・マッシュルーム  大4個
・マカロニ     70g
・ブイヨン     2個
・パブリカパウダー 小さじ3
・ラード      大さじ3
〇作り方
 玉ねぎをみじん切りにする。鍋にラードを入れて玉ねぎを飴色になるまで炒める。

※カレー用に炒めた玉ねぎが売ってるのでそれでもよい。
 飴色になったらパブリカを入れてかき混ぜ、牛肉を入れて焼き色がつく程度炒める。
 300㎖の水を入れ、ブイヨンを入れて30分程度煮込む。

 塩胡椒で味を調整して出来上がり。マッシュルームは石突きをとってたっぷりと油をひいて炒める。マカロニを引いた皿にグーラッシュとマッシュルームを盛って出来上がり。


市販のパスタソースやチーズを絡めて食べてもいいし、レンズ豆の煮込みとソーセージを付け合わせて食べるのもまたおいしい。

何よりも、麺類の中でトップクラスの簡単さが魅力です。
作るより洗う方がしんどいのではとおもってしまうくらいのお手軽さです。

シュペッツレメーカーも、今回購入したものは994円。
このお値段でこれだけ遊べれば十分です。
この独特の食感。気になる方は是非味わってみてください。



なお、今回はエアコミティア企画です。
本来今日この日に並ぶはずだった既刊同人誌の委託先やDL可能な作品のリンクを貼っておきます。
ご興味のある方は是非リンク先のほうもみてくださいませ。



クッキングナチ10
今回の話の元になった同人誌です。
google書籍の海外資料からUボートの資料を抜粋して当時のUボートでどのようなものが食べられていたのかを考察しています。
メロンブックス様
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=596718
とらのあな様
https://ec.toranoana.shop/tora/ec/item/040030798093


そのほか、既刊やメロンブックス様のDL作品一覧
https://ec.toranoana.shop/tora/ec/cot/circle/2UPA2B6P887Kd46Rd687/all/

とらのあな様の既刊一覧です
https://www.melonbooks.co.jp/circle/index.php?circle_id=26060


〇kindle作品一覧
kindleで読める作品一覧です。
無料公開作品やKindle Unlimited対応作品もありますので是非!
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%81%95%E3%82%81%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%97&i=digital-text&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&ref=nb_sb_noss

コミケやコミティアでまた楽しく遊べる日がまた必ず来ることを願って!






  


Posted by さめ ひろし  at 04:13Comments(0)ドイツ料理調理器具同人誌

2020年01月06日

あけましておめでとうございます 2020年


あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします。

さて、バッタバタながら迎えた年末、12月31日という通常の人はお正月に備えている日かもしれませんが、私はコミックマーケット97に参加しておりました。

実は今回、夏→冬の時間のないタイミングでまだ夏の時点でネタが決まっておらず、パンなんだかツェルトバーンなんだかみたいなサークルカットになっていました。

しかし、いろいろとやっているうちに、Uボートの積み込みリストが載っている洋書を見つけたことで急遽Uボート本を出すことになりました。

かなり急な創作であったので少しページが薄くなってしまいましたが、それでも結構いい本になったと思っております。

そして、今回は非常に恵まれた環境での冬コミでした。
まず、サークルカットと違っていたにも関わらず、お隣も新刊がドイツ海軍のUボートの解説本。


そして、サークルスペースの番号が01のお誕生日席でした。
このお誕生日席というのはコミケの配置で列のトップの部分を指しておりまして、非常に目立つ場所です。


今回はこのお誕生日席と、お隣さん効果、そしてツイッター等で最後までRTしていただいた皆様のおかげで非常に皆様の手に取っていただき、なんと12:30には完売という私の同人誌人生最大の出来事が起きました。
感謝、そして完売後に来ていただいた方には申し訳ありませんでした。

メロンブックス
https://melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=596718
現在、メロンブックスで委託販売をしておりますのでどうかよろしくお願いします。

あとはVショー他のイベントに多少ですが持っていくかもしれません。
こちらの持ち込みに関してはtwitter等で告知いたしますのでよろしくお願いいたします。
ツイッターIDは「sam10631303」になります。



そしてここからは年始分です。

本当は年始にどこかに移行とかいう話もあったのですがいろいろと予定が合わずに今年は近所に年始に行った以外は引きこもり生活でした。
まぁ、そういうのもあって今年はモニターをちょっと大きくしたりしてお絵描き正月になりました。

ネズミ年というのもあって、今年はネズミをネタにしようかなぁとか考えてました。


ちなみに前回のネズミ年がこれ。
10年以上前なのに進歩してませんね。とほほ。


ざくざくと落書きしながらおおむねこの路線にしようというのはまとまったのですが...


まず、練習で描いたバニーガールバージョンから手が暴走しはじめてしまい
(えっち系なのでトリミング、PIXIVにフルサイズ版があります)

ネズミといえば雪舟、そしてネズミといえばバンクシ―というよくわからん暴走をはじめて


ついでに生主さん用に別バージョンとか描いてしまって、いったいいつになったらこのブログ用やるんだ―!
おまけに結局正月の飯ネタ全くないし。


まぁ、なんとか仕事始まりまでには通常版も終わったので、これをもって新年のご挨拶とさせていただきます。
行き当たりばったりな自分を象徴したような年末年始でしたが、これに懲りずのご愛顧をどうかよろしくお願いいたします。
  


Posted by さめ ひろし  at 00:13Comments(0)

2019年07月31日

夏コミ出ます!

ちょっとラストにバタバタしましたが、無事に入稿が終わりました!
というわけでコミックマーケット96 8月12日 月 く-42b みりさば編集部で参加します。

初の4日目コミケの4日目に配置されました!
会場でお会いできるのを楽しみにしております。






また、委託のほうですが
メロンブックス様
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=536774

とらのあな様
https://ec.toranoana.shop/tora/ec/item/040030762134

こちらのほうでも通販委託予定です。  


Posted by さめ ひろし  at 23:22Comments(0)同人誌

2019年05月02日

コミティアでます!

5/12 コミティアに出展いたします。

ひ03b みりさば編集部

コミケやサバゲーでご一緒することの多いLABORATORY様との合同誌
サバゲーで自炊して美味しくいただく本です

ソロキャンの参考に、もちろんサバゲーにさらに新しい楽しみを見出す本として!
はじめてのビッグサイト青海展示棟(いつもと場所が違いますので要注意)の参加になります。
ご興味のある方は是非!  


Posted by さめ ひろし  at 09:40Comments(0)

2018年08月06日

夏コミに出ます

今週末になりますがコミックマーケット94 3日目 日曜日に参加させていただきます。
スペースNOはV25a



こんな感じの本で今回はちょっとキャンプを意識した本になります。

異常気象が続いております。熱い中体調に気を付けて(私もそうですが)、そして気になる方はよろしくお願いいたします。

なお、メロンブックス様で通販を予定しております。コミケはいかないけどちょっと興味ありますという方はこちらもどうぞ!
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=386704
  


Posted by さめ ひろし  at 06:50Comments(0)同人誌

2018年03月01日

ひとりカブラの冬

みなさん、お久しぶりです。
ちょっと一段落したのでしばらくブログ放置をしていましたが、またちょっと再開です。


今回は2017年にルタガバをミュラー氏より大量に寄贈していただくといううれしいことがありましたので、家族がみんな出かけている日を狙ってこの食材だけでフルコース料理を作り、ドイツの第一世界大戦の飢餓の代名詞ともなった「カブラの冬」を一人で体験しようという企画です。

さて、まずこのルタバガですが、カブラとか西洋カブと呼ばれるあまり日本ではなじみのない野菜です。

当時栽培されていたものは日本で手に入るものより大型の物だったようですが、日本でも種が手に入ります。
楽天あたりを丹念に探しているとたまに食用として栽培されたものが販売もしています。


※これで三分の一くらいです
今回は自宅の畑で百姓さんリエナクメントしたミュラー様のご協力で一食では食べきれない量をいただきました。
贅沢に?飢餓代用食を体験するひとりカブラの冬のスタートです!




〇ルタバガのClapshot、揚げルタバガ添え
 伝統的なスコットランド料理で肉料理の付け合わせとしてよく食べられている。
 ハギスという羊のモツ料理の付け合わせが有名ということだ。
 この料理はわかりやすく言うと「ルタバガとジャガイモのマッシュ」だ。
 作り方も簡単でゆでたジャガイモとルタバガをマッシュするだけだ。
 今回は水っぽくなってしまうのを防ぐため、ジャガイモもルタバガもゆでずに蒸した。
 蒸し上がったジャガイモとルタバガにバターを混ぜながらつぶして、塩とあらびき胡椒を味を見ながらふって最後にパセリを散らして出来上がり(バターはぜいたくという意見もありますが、まぁ今回はこんな感じでゆるゆるです)。
 本当は肉料理の付け合わせだが、肉がないのでクラップショットがメインで薄力粉を振って油で揚げたフライドルタバガが付け合わせ。
 味はマッシュポテトにルタバガの甘みと繊維質が加わってすごい美味く、ジャガイモとの相性はかなり高い
 フライドルタバガもホクホクでおいしい。幸先のいいスタートだ!


〇ルタバガのパンケーキ
 パンケーキというと小麦粉の印象が強いが海外ではジャガイモのパンケーキはものすごいメジャーな料理で世界中にある。
 調べてみるとルタバガのパンケーキもあるのでさっそく作ってみました。
 スライサーで千切りにしたルタバガに塩、コショウをふり、みじん切りした玉ねぎをまぜ、少量の薄力粉と卵をつなぎにしてフライパンで焼く。これは非常に簡単で」うれしい。
 油は少し多めに引いて表面をカリッとさせるのがポイントだ。
 ジャガイモと混ぜたり、ズッキーニなどを混ぜてもいい。今回はジャガイモはあり、なしの2種類を作ってみた。
 サワークリームやシナモンをきかせたアップルジャムをかけるらしいが、ルタバガの甘みが出ていてそのままで十分だった。結構トウがたったものを使ったので心配だったがホクホクで美味かった。
 参考に普通のカブを使用してみたが、水分が多いのでかなりねっとりとした食感でこれは別物だ。
 ルタバガを焼いた時の食感はジャガイモとかカボチャみたいなものだ。
 このパンケーキ、ジャガイモ入りだとさらにモチモチ感が増してよりおいしい。
 ジャガイモだけのパンケーキより味もよく、ルタバガを手に入れたらぜひチャレンジしてほしい料理だ。

〇ルタバガのスープ
 続いてルタバガのスープだ。肉と豆あたりで煮てやればちょっとしたごちそうだが肉は使わないのでこれだけでは物足りない。
 満足感を得るためにタラの干物など入れてみたら鱈の味がルタバガと全然合わないので却下。
※当時干し鱈は食べられており、不足した豚肉に混ぜて量を増やそうなんて記事が当時の新聞に載っていた。完全に保存優先の食べ物でうまいものではなかった。
 トマトとマカロニを入れてみる。これは非常に合うし満足感も高い。やっぱり小麦は偉大だな。
 ブイヨンと塩味だけだと単調なのでもう一工夫。

 上の写真はシンプルにブイヨンとパブリカパウダーと塩で味を調整した。具はルタバガにミニトマト、玉ねぎ、マッシュルームを入れて仕上げたものだ。
 ドイツ(ハンガリー)のシチュー「グヤーシュ」はパブリカがたっぷり入っているのでこいつはアリなアイテムだしパブリカパウダーを入れれば満足感も非常に高くなって肉無しでもおいしいし、ジャガイモ、レンズ豆を入れてもよい。
 ただしルタバガはもう脇役の存在感すらなくなっており、ルタバガのスープ?という感じになってしまった。
 煮込んだらどんどん溶けて行っちゃうからなぁ。


〇ルタバガのピクルス、ルタバガパン
 カブが漬物になるならルタバガもピクルスになるだろう。酢漬けは当時、ルタバガを促進するために作られたパンフレットにも載っているのだ。
 カブよりも身が詰まっているのでしっかりした歯ごたえっつーか固い。繊維質が残るしもっと皮を厚くむいておけばよかった。
 工夫次第で行けそうだけど、特筆するうまさでもないなぁ。
 パンのほうは小説版の「西部戦線異状なし」で後方からきた兵士が朝から蕪のパンを食べさせられて昼も株の煮物で夜が株のカツレツだよと話すエピソードをヒントにした。
 基本レシピはクッキングナチで作っているレシピで小麦粉の代わりに生のカブラをドバーッと入れる。
 出来上がったパンはかなり酸味のあるにおいと味がする。ルタバガは生だと何とも言えない酸っぱいにおいがするし、パン生地の中に入っているから甘くなるほど加熱はされないようだ。大失敗である。
 もしかしたら刻んで入れたり、一度過熱して甘味を出してみたらうまいものになったかもしれなかっただけに残念だ。
 ちょっと手段が安直すぎた。もしまた機会があったら過熱してからやろう。たぶんそっちのほうがうまい。
 でも、当時わざわざ加熱させたものを改めてパンに入れるような調理パンのような手法がとられていたかというとその辺も微妙だ。
 生の物をもう少し細かく入れるくらいが正解かもしれない。でもそれはあまり美味しくないと思う。


〇ルタバガカツレツ、サラダ、焼きルタバガ
 更にルタバガのカツレツにチャレンジ。カツレツとはいってもルタバガのコロッケだよなこれ。
 ゆでたルタバガとジャガイモをマッシュして炒めた玉ねぎと混ぜる。
 小麦粉に卵をつけてパン粉で揚げればコロッケというかカツレツの出来上がりだ。基本はジャガイモコロッケだがさっき作ったマッシュルタバガみたいな甘い味がしてなかなか美味い。

 サラダのほうは賽の目に切ったルタバガをゆでて生野菜とあえる。甘みのある味はそこそこ合うけどルタバガ独特のにおいは生野菜にはそんなに合わないというか....ごめん、ぼちぼちルタバガきつくなってきました(笑)。
 このいい加減ルタバガ飽きましたってのがまさにひとりカブラノ冬の醍醐味です。あああああああああああ、お肉食べたいという当時のドイツ市民の気持ちがすごくわかってきました。

 そのつらい気持ちを胸に焼きルタバガとルタバガのホイル焼き。オーブンで作ってみましょう。
 ホイル焼きはマッシュルームと玉ねぎと一緒に包んで焼く。
 焼きあがったルタバガはジャガイモとサツマイモの中間みたいな食感。繊維感はあるんだけどサツマイモほどホクホクはしていない。
 もう少し甘みを引っ張り出せるかと思ったけどちょっと味が足りないな。醤油をさらっとかけたい気分だけどといつにはないので塩胡椒でいただきます。
 焼きルタバガはホクホク系。ホイル焼きはしっとり系の食感。
 味のほうは………うーんと正直ジャガイモのほうがうまいかな?って感じだ。やっぱりルタバガのにおいが少し鼻につく。これならルタバガフライをたくさん作ったほうが美味しく食べられたかもしれないなぁ。ちょっと失敗。


〇総括!
 おそらく当時の物よりもかなり改良されていると思われるので「豚のえさにしかならない」という雰囲気の野菜ではありませんでした。
食感的な感じはちょっと遷移し日のあるジャガイモかニンジン、でも煮るとカブみたいなちょいと独特な感じです。
 油でいためたりあげたりとしっかりと加熱すると独特の甘みが出ます。
 蒸かすのもかなりおいしくできました。
 一番うまかったのはクラップショットとパンケーキかな。


 当時とはいろいろと条件が変わるため、これをそのまま当てはめるわけにはいきませんが文献では「豚のえさ」とされていることも多いルタバガさんも楽しく調理することができます。
 町の八百屋に並ぶことはほぼないと思いますが、何かで手に入ったらぜひ調理をしてみたくださいませー。

  


Posted by さめ ひろし  at 12:01Comments(0)代用食

2017年08月20日

お疲れ様でしたー!

遅くなりましたがコミックマーケット92参加の皆様お疲れさまでした。


相変わらず準備が遅くてバタバタしっぱなしの一日でした。
いつもなら撮影しておくサークル風景もすっかり忘れてしまうというこの体たらく。
この写真も前日の設営用シミュレーションのものだったりします。

西館がサークル参加に使用できていない初めてのビックサイトでいろいろと変化がありました。
私の参加しているジャンルのメカミリもいつもと違った場所で正直どうなるかと思ったのですが
既刊新刊すべて完売という快挙を遂げることができました。


こんなチャンスなかなかないので、大手サークル様がよくやってる「その場にあった段ボールに売り切れましたって書いておく」アレをやってみたところです。
まぁ、完売といってもぼちぼち終了時間が見えてくる頃だったのでこれが必要かって話もありましたがまぁやってみたかったということで!

というわけで夏コミでは無事完売しましたがまたイベント用帆布及び委託販売分は残っておりますので夏コミ行かなかったけどちょっと気になるなぁって人はコミックZIN様、メロンブックス様のほうで取り扱っておりますのでよろしくお願いいたします。

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=269868
http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=33283
  


Posted by さめ ひろし  at 07:15Comments(0)

2017年08月11日

夏コミでます!


直前になってしまってすみません。
今回もみりさば編集部として2017年の夏コミ参加させていただきます。

新刊は主にドイツの乾パン「ツビーバック」の作成からサクサク粉までご家庭でできる戦時中飯と解説をしております。

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=269868
http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=33283
また、コミックzin様、メロンブックス様のほうで通販も受け付けておりますので夏コミいけませんけど気になりますって方はこちらもよろしくお願いします。
  


Posted by さめ ひろし  at 04:01Comments(0)同人誌

2017年08月11日

ライ麦パン作成方法2017年度版


 こちらは「みりさば編集部式」のライ麦パンの作成方法の解説です。
 まずはこのレシピの簡単な説明から。

 こちらは戦時中のドイツ軍の主食の一つとして非常に有名な「コミスブロート」っぽいものを家庭で割合簡単に再現するために作ったものです。
 本当のコミスブロートは一斤が1.5Kgのパンを指します。
 ただ、家庭用のオーブンでこのサイズのパンを焼くにはハードルが高く、この量のパンを食べるのもかなり大変なので、みりさば編集部ではこの半分のサイズのパンを焼くことを推奨しています。
 なぜ半分なのかというと、ドイツ兵が一日に食べるパンの量がおおむね750gといわれており、配給も一日単位で配給されていたため、このサイズでも一日のパンを実感できるからです。


 また、パン種(サワードウ)に関してはかなり独特なレシピを使用しています。
 ライ麦パンは発酵したサワードウを使用しないと膨らませるのに苦労します。また、ライ麦パンの独特の風味はこのパン種から来ているところがあります。
 本来の作り方では、ライ麦に水を入れてかき混ぜ、空気中の酵母で発酵させたパン種を使用します。
 しかし、水を入れてかき混ぜてほっておくだけなので簡単といえば簡単なのですが
 この方法は時間がかかる上に味や膨らみ方の個体差があるため、ハードルが高いです。

 そのため、半日程度でも簡単にできるようにイースト菌を使用する方法を採用しています。
 そのままでは風味が足りないので、ウルマフォルサワーという乾燥サワー種を使用し、リンゴジュースで味を調整しています。
 これは、スターターを使用するときにリンゴ等を使用することもあるということから使用していますが、短時間で作る割には適度な酸味を持てるようになっています。

 当編集部の方法は家庭のオーブンで「コミスブロートっぽいライ麦パン」を焼く方法なのですが、かなりの成功率でライ麦率80%以上のパンを焼くことができますので是非挑戦してみてください。
 

●用意するもの
 イースト菌(スーパーなどでうってる3gパックのドライイーストが便利)
 ウルマフォルサワー
 ライ麦粉(粗挽きがお勧め)
 小麦粉
 塩
 100%リンゴジュース
 ラード

 プレーンヨーグルト(無くても可)
 グリーンレーズン(無くても可)

 ウルマフォルサワーはサワードゥを使用しないときにパンに酸味と風味を持たせる「乾燥サワードゥ」ともいえるもので、これを入れることでサワードゥを使った時のような風味を得ることができます。
※以前にライ麦を発酵させるための菌と書きましたが、フォルサワーには発酵能力はありません。訂正いたします。
 プレーンヨーグルト、グリーンレーズンは発酵促進と酸味を増すために入れるものですが、ウルマフォルサワーとリンゴジュースがあればおおむね風味を出すことができ、ドライイーストで発酵は問題なくできますのでこの2点はお好みで使用してみてください。


●作成方法

・リンゴジュースを350g、ウルマフォルサワーを40g、ライ麦粉を60g、塩5gをボールに入れてよくかき混ぜる
※この時にお好みでヨーグルト(大匙1くらい)とレーズン(20g程度)を入れる

・ボールにラップをかけて常温で最低一晩程度、可能であれば一日と一晩程度放置する。金曜日夜に仕込んで最短コースで土曜日、最長コースで日曜日に焼くようなイメージです。
 ラップをしっかりかけないと虫等が入る可能性がありますので注意してください。
 発酵時にガスがかなり出ます。ビン等の完全密閉できる容器で作成すると容器が割れたりするので必ずラップを使用して下さい。

・通常、夏季は2時間程度、冬季でも3時間程度で発酵が始まります。
 冬季はリンゴジュースを30度程度に温めておくと発酵が始まりやすくなります

・このように一度泡がでてから落ち着いたようになっていれば簡単サワードゥの完成です。
 長時間寝かせたほうが酸味が強くなる傾向にあります。


・レーズンを入れている場合はここで取りだします。つぶしてエキスだけはボールに戻します。


・ライ麦320g、強力粉35gをいれて。捏ね台にうつしてよく練っていきます。
※すべてライ麦にすればライ麦100%、小麦を片栗粉などにすればKパンを作ることもできます。


・台に擦り付けるようにこねたらカードでかき集めてまた丸くして練りこみます
※水分が多くてベタつきがとれないときはパン台にライ麦を振りまくように足して調整してください。
※生地が硬く、パサパサするようであれば、手に水を付けてそれでこねて調整してください。
 直接水を入れたりすると一気にべたつくので注意してください。
※水分が少なすぎると硬くなります。水分が多すぎると中が生焼けになります。

・粘りが出てきたらパン台に軽く叩きつけて粘りを出します。
 ただし、強力粉より粘りがないのであまり強くたたきつけると飛び散るので注意してください。


・なんとなくまとまってきたら丸くまとめて2次醗酵させます。
 オーブンの醗酵モードがあると便利です発酵時間は35度で40分。


・生地の質感が変わり1~2割程度大きくなれば二次発酵成功です。

・いよいよパン型に入れていきます。
・オーブンはここから余熱を開始しておくとタイミングがあっていいでしょう。
・余熱温度は210度。180度程度でも焼けますので200度以上のないオーブンでも可能です。


・パン型の内側にラードをかなりしっかり塗ります。


・ヘラで形を整えます。
 こんなかんじでちょっと山形に仕上げてあげるときれいにできます。


※今回は雑貨の製菓コーナーでよくあるパウンドケーキ型を使用していますが、パン型などがあればよりいいでしょう。
 また、パン型を飯盒で代用することも可能です。


上面にライ麦をふりかけてお化粧をしたら準備完了。

10分程度待つと生地がさらに発酵して若干膨らんで丸みを帯びてきます。
いいかんじになったころにオーブンの予熱が終わりますので210度で30分程度焼いてください。
180度くらいなら40分程度。この辺はオーブンや水分量によって変わります。


はじめのうちは串を刺して生地が生焼けになってないかをチェックしてみてもいいでしょう。
オーブンにはそれぞれ癖があります。中が生焼けになるようであれば焼き時間を10分程度長くしてみてください。
それでも改善されないようであれば水分量を少し減らしてみてください。


そのまま常温でおいて冷まします。
下にすのこのようなものを引いて通気の良い環境を作ってください。

出来立てよりも半日以上まってからが食べごろです。日によって味が変わるのもまた味わい深いですね。


いかがでしょうか?うまく出来ましたか?
さぁ、ドイツ軍気分でライ麦を味わってみましょう。
  


Posted by さめ ひろし  at 00:00Comments(0)コミスブロートパン作り

2016年11月03日

fiamaエンドウ豆がamazonで買えるらしいぞ!

以前からご紹介しておりますえんどう豆のベーコン添え。
ドイツ軍の歌にも歌われている定番メニューでございます。

それ以外にもポタージュとかスープとかジャガイモと一緒に煮たり焼いたり等々向こうではなじみの深い野菜といえましょう。
遺伝子実験のメンデルもえんどう豆だったよね。

まぁ、日本でも炊き込みご飯にしたりとレシピはたくさんありますが、外国に比べるとちょっと違うものがある印象です。
海外サイトをみたり、自分で作ってみるとかなり柔らかいのがむこうの主流なんじゃないかって感じます。

amazonで一番よく見つけるのが天狗印なんだけど、これはベーコン添えにすると顎が疲れるくらい硬い。
こりゃ無理だと思ってスープ用に裏ごししようとしたら網が曲がってしまうくらい硬かったのでオススメできない。

そうなるとはごろもフーズのサラダ用。
やわらかいんだけど、量が少ないんですよねー。

一時期あったannalisaのグリーンピースも最近見かけない。

冷凍のグリーンピースなんかはそこそこいけるので手に入らない場合は缶詰じゃなくてもいいかもしれません。

でも、個人的にはやっぱりfiamaが一番だなぁと思うのですが、このfiamaの缶詰。
お店でも結構取り扱っていて、外国製の豆のカンズメといえばfiamaってくらいに売ってるんだけど、えんどう豆だけがほとんどうってないところが難点でした。

しかし、当サイトをみてえんどう豆のベーコン添えにチャレンジしてくれた方のブログ「さてめしアネックス」様の情報によりますと、amazonでも「24缶単位」ならば手に入るらしいとの情報がありました(2016年11月現在の情報です)。


https://www.amazon.co.jp/%E7%90%89%E7%90%83%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%88-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%9E%E8%B1%86%E7%BC%B6-%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9-400g%C3%9724%E5%80%8B/dp/B00KQGD2BW



2ダースのえんどう豆(400g×24個=9.6kg)がぽちっとするだけであなたのお手元に!
デフォルトの選択肢に「定期便ならさらにお得」になってますがうちはドイツ軍の野戦食堂でもえんどう豆専門店でもないぞ!!!!


さすがに2ダースはと思ったのですが、
うちの在庫がちょうどラスト一缶だったので

ぽちっと!



うっかり買ってしまいましたー!


とりあえずしばらくはえんどう豆に困ることはなさそうです。

毎日飽きるほどえんどう豆を食べてみたい方はぜひポチって見ましょう!」

  


Posted by さめ ひろし  at 09:47Comments(3)ドイツ料理

2016年10月29日

おがくずパンを作ってみました


さて、今回は夏コミの新刊でもとりあげました「おがくず入りライ麦パン」の話です。

やや濃いめのドイツ軍をかじった人なら「おがくずの入ったパンの話」は聞いたことがあるかもしれません。
「大戦末期、もしくは捕虜収容所などで木くず(おがくず)の入ったパンが食べられていた」という話ですね。

様々なレシピにチャレンジしてきたクッキングナチですが、このレシピはさすがに考えちゃいました。
だって木くずって食べモノじゃないんだもん(笑)。


ずっと考えていたのが「ふすま(小麦の表皮部分)などのパンの誤訳では?」ということでした。
誤訳がトンデモ話になるってのはよくあることで、有名なのは「シンデレラのガラスの靴」なんてのがあります。
このシンデレラ、ヨーロッパの民話をベースにして作られた話なんですが、ベースとなる話を聞いた時に「リス皮の靴(vair)」を同じ発音の「ガラス(verre)」と間違えたというものです。
※ペロー誤訳説が有名ですがもともとガラス版とリス皮版の2種があるという説もありますな。

また、第二次世界大戦ではゴボウを出した日本人に対してアメリカ人が木の根だと思い込み、戦後の戦犯にさせられてしまったなんて話もあります。

しかし、いろいろと調べてみると食事に木が使われているという話がいくつか出てきます。
第一次世界大戦ではあまりの食料難で木くずでクッキーができないか?と真剣に検討されたりしたし、旧いヨーロッパの山奥ではやはり手短にある木くずでパンを増量していたという話もあるようです。


日本でも、籠城時に城の土壁を崩して食べたなんて話も出てきますし、もしかしたら通常にはなくても、異常事態の食料としておがくずの混入したパンというのはあったのかもしれません。

スターリングラードのドイツ第6軍はソ連軍に包囲され、食料不足から最後は木くずで増量されたパンが出てきたとか椅子を削ってパンに入れたなんて記録もあります。

その辺を考慮して、今回はこの「おがくず入りパン」という食べ物がありなのかを実証試験をしてみましょう。

今回はさすがにレシピというのは見つからない。そりゃそうだ、こんな非常時のレシピが残っているのは難しいだろう。
でも、ググったらこんなレシピが見つかった。1841年のドイツの捕虜収容所のパンのレシピだ。
http://www.theoldfoodie.com/2011/03/sawdust-bread.html

(原語)
There is a recipe for bread containing ‘tree flour’ for the use in prisoner of war camps, which is said to have been published in Germany in 1841. It sounds grim.

Black Bread.
50% bruised rye grains.
20% sliced sugar beets.
20% tree flour (saw dust).
10% minced leaves and straw.

(機械翻訳版)
それは厳しい聞こえる1841年にドイツで出版されていると言われている戦争キャンプの囚人で使用するための「木粉」を含むパンのレシピがあります。

黒パン。
50%打撲ライ麦粒。
20%スライスしたテンサイ。
20%の木粉(おが屑)。
10%ミンチ葉や藁。

これをみるとパンの材料は50%しかありません。政治の世の中なら政権とれないレベルです。
テンサイはカブラの冬でおなじみのカブラ(西洋蕪)でしょうか?
葉と藁が同じレベルで入ってるのも強烈ですね。

さすがにこれは厳しすぎますが(経験上、葉や甜菜のような水分の含んでいるものはかなり難しい)、2割くらいのおがくずを入れたレシピがあるということがわかりました。
Kパンやライ麦パンを作ったきた自分の経験で考えると、ライ麦パンは2割くらいは別の粉を入れてもいけそうな気がします。

2割くらいを目標におがくずをぶっこんでパンを焼いてみましょう。

おがくずは今回知り合いの林業をやってる友人のベルクさんより直接仕入れました。
おがくず自体はホームセンターで売っておりますが、残念ながら「食用」ではありません。

相談してみたところ、機械油などが入る可能性もあるのでチェーンソーは使用しないほうがいいかというアドバイスもありまして、電動カンナでおがくずを作っったそうです。


これがそのおがくずです。シイとスギで2種作ってくれました。
枕にするくらいの量があります。たぶんこれ全部食べるとカミキリムシになれそうな気がします。
もし、これにチャレンジしてみたいという方がいましたら、生木をのこぎりなどで引いておがくずを作成することをお勧めします。


で、そのカンナで作った木くずを見た目で2割弱くらい入れたのがこれ。
非常にわかりやすく木くずが見えております。

食べてみましたが歯に木くずがはさまる。口の中に割りばしのようなにおいがいつまでも残る等々かなり最悪な感じです。
さらに大きな木くずのあたりに十分な火が入っていないようで、いつもより早くかびてしまいました。

スターリングラード的にはリアルかもしれませんがちょっとこれでは食用というにはあまりにもきついです。

同じ材料でもう少し手を入れて常食できるものが作れるのかどうか検証してみましょう。


今回はふるいにかけておがくずを粉状にしてみます。
さらに衛生面を考慮してフライパンで軽く炒ってみました。
こうしてぱっと見はふすまの粉と似たようなものになりました。

難しいのはライ麦粉とおがくずは重さの比率が違うので、グラムで2割というのはかなり難しいですな。


30グラムでこれくらい。ライ麦比率としては一割弱ですが、フライパンいっぱいなのでかなりすごい量です。
手前にあるライ麦粉と同じ量なんですよ。


これをいつもと同じように作ったパン種にドバーッとぶちまけて練り上げます。
せっかく作成したパン種が一気に台無しになる感じ。とほほ。
なんかうっかり図工室で床に落としたようなパン種になって泣けてきます。
これを食わねばならないのか.....orz

でも、不思議なもんで発酵させるとちょっとはましになってきます。


焼くと一見いつものパンと同じ形でライ麦のいい香りが漂ってきますが、切ってみるとやはりいつもとは違うものが入っています。


微妙に色の違うのがそれですね。

クッキングナチではグラム換算でライ麦380g、ウルマフォルサワー40gに対して30gのおがくずを上限として入れてみました。

パン種に入れる水の量等を調整すればこれ以上入れてもパンにはなると思いますが、いつも通り2食で一斤食べるのはこの辺でやめといたほうがいいと思います。

といいますのも、
一切れ位ならちょっときついなぁくらいですむのですが、300g程度食べようとすると途中から「胃からものすごい違和感」がやってきます。
「ちょっとー!今食べてるやつパンとか言ってるけどパンじゃないでしょ?」って体が訴えているようです。
この違和感を無理やりスープで流し込む。こりゃーつらいなー。
やわらかいおかずがあると涙が出ます。会社用弁当のおかずにオムレツを持って行ったときなどはあまりの旨さに感激してしまいました。


これは会社にもっていったスターリングラード弁当。
スープはザワークラウトのスープ。コーヒーは大麦の代用コーヒーです。
一人で黙々と食べていますので周りから見ればパンとスープを食べてコーヒーを飲んでる人にしか見えないという状態です。


例の野菜くず入りパンをイメージしておがくず以外に八宝菜を入れてみたものなんかも作ってみました。

夏コミのネタにしたかったので6月あたりはこんなものばっかり食っていました。
うん、今回ばかりは正直つらかったよ。

というわけでいろいろと作ってみたおがくずパン。

結論としては「おがくず入りライ麦パンは食べ物としてかなりぎりぎりだけど食べられないわけじゃない」ただし、全くお勧めしない。
でも、半年間実験してみて6斤くらい食べてみましたが一応直ちに身体に影響はないようです。


スターリングラード気分を味わいたい方は自己責任でよろしくお願いいたします(笑)。

※レシピに関してはコミスブロート作成方法の小麦粉の代わりにおがくずを入れてください。あとは同じで問題ありません。
 水加減は小麦より給水しやすい割には固まらない傾向があるようなので硬くなりすぎないように注意してください。
  


Posted by さめ ひろし  at 20:45Comments(5)パン作り

2016年10月11日

遅ればせながら新刊とかいろんなおしらせ

本来なら夏コミ告知なんかしてるところですが、そこからもう二か月も放置で申し訳ないです。
8月までのばたばたでなんだか気が抜けてというか夏バテ気味で放置していたらもう10月ですよ!!!!

というわけですでに前記事のコメントで指摘されておりますが、コミックzinさんの総集編委託分が夏コミ後にきれてしまっておりました。

こちら、夏コミ前にも補充したのですが意外と快進撃(ただまぁ分厚い本なので一回の補充冊数は少ないのですけどね)を続けております。

遅くなりましたが現在また通販可能になっておりますのでご興味のある方はどうぞ!



それと、こちらはまだ案内しておりませんでしたがクッキングナチの6

大戦末期に食べられていたといわれる噂のおがくずの入ったパンは果たして食べることができるのか?
そして日本の代用食などいろいろと大戦末期の食事を集めた特集です。

コミックZIN様でも通販可能ですが
http://shop.comiczin.jp/products/list.php?category_id=5597

新刊の6だけであればメロンブックス様でも取り扱いしております
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=176513

それと、もはや絶滅寸前ですが、クッキングナチの5はとらのあな様のみの通販です(手持ちの在庫がないので現在ここの通販が唯一になっております)
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/37/33/040030373325.html

遅ればせながら新刊案内でした!
  


Posted by さめ ひろし  at 02:25Comments(1)同人誌

2016年04月13日

コミティア新刊のお知らせ

コミティア116の新刊です。

N43a みりさば編集部 クッキングナチ総集編1/2/3/4
第一次世界大戦から第二次世界大戦までの兵士たちの食事と生活装備をまとめました。本文160p 頒布価格1000円

いろいろと誤字脱字にあとからわかった情報も直してできました決定版の総集編。
書店委託のほうはまた決定しましたらお知らせします。
  


Posted by さめ ひろし  at 22:55Comments(3)同人誌

2015年12月29日

直前ですが冬コミのご案内です


直前になりますが、冬コミのご案内です。

新刊 クッキングナチ5
明日30日 西め18b「みりさば編集部」にて頒布予定です。
今回は少しメカよりでフィールドキッチンとパン焼きトレーラーなどのメカと今でも手に入る小物を紹介しております。


また、とらのあな様およびコミックzin様でも委託通販を行っています。
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/37/33/040030373325.html?newtweet=01

http://shop.comiczin.jp/products/list.php?mode=search&name=%E3%81%BF%E3%82%8A%E3%81%95%E3%81%B0&btn_search.x=0&btn_search.y=0

駆け足のご紹介ですがよろしくお願いします。

  


Posted by さめ ひろし  at 14:23Comments(2)同人誌

2015年07月31日

コミックマーケット88のご案内


先週末になりますが、無事夏コミ用の原稿を入稿してきました。

というわけで夏コミのご案内です。

8月14日(金曜)東ミ17b「みりさば編集部」
新刊は「クッキングナチ4」

ミリタリー関連の糧食に関する小ネタを集めた本で、今回は第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけての食に関する話をまとめてみました。

レシピのおしながきは

西部戦線異状なしにでてきた「じゃがいものパンケーキ」
ドイツの軍用パン「コミスブロート」
豚の合成肉「デデ肉」
パンに塗るラード「シュマルツ」
代用コーヒー
興亜建国パン

などなど、台所で楽しめるミリタリー「メシナクメント」と題しましてお届けする一冊。
夏コミに来る方はぜひ!

また、今回もコミックZINさまで通販を行います。
現在申請中ですが、とらのあなでもお取り扱い予定ですので夏コミいけないよーって方はこちらもご利用ください。


  


Posted by さめ ひろし  at 03:22Comments(4)同人誌

2015年05月24日

グルコミ5.5に行ってきました

ここんところの遊び方として糧食がメインになっております。
そうなると、即売会でも食に関するイベントなんてのが気になってきます。

というわけで、ご飯系即売会でかなり有名な「グルメコミックコンベンション5.5 グルコミまんぷく大宴会 ~1ヶ月遅れのお花見~」に参加してきました。

即売会というよりは持ち寄り大宴会ということで申込書もなければ机もない。
会場側が借りた場所にシートを持ち込んでフリマのように場所取りをするという異様にフリーダムなイベントです。
そして、飲食持ち込みOKでお酒もOKというのもかなり異色ですね。

飲食OKというのであれば色々とやれるじゃないか!ということで
先日のコミティアの既刊と昨年の既刊を緊急増刷。コピ本はこういうときすごく便利。
あとは既刊のクッキングナチ3。これが主力の戦力ですが....
飲食OKということなのでご飯ももりもり作って参加してきました。

コミスブロート、Kパン、味付きラード、興亜建国パン、カーシャ、えんどう豆のベーコン添え。
あとはWW2の復刻ワインの封も開けました。

漫画家の寺島令子先生とお話ができたり、図々しくもこの手のご飯ジャンルでは超有名なてふやさんの横に陣取らせてもらったりとなかなかいい思いをさせていただきました。
飲食系はコミケではジャンル日が違うので初めての方も多かったのですが、非常に楽しく遊ぶことが出来ました。
イベント終わる頃には喉がガラガラだったのは酒の飲み過ぎなのか喋り過ぎなのかっていうくらい飲んでしゃべりました。

今回興亜建国パンは砂糖が三温糖を使って塩が天然つぶ塩を使ったらちょいと塩が強めでした。まだ少し味は研究課題かなぁ。
でもまぁ、家庭用のメニューなんでいろんな味付けもあるので(実際レシピにはかなりバージョンがある)どっちでも正解なきもしますけどね。
ただひとつ言えるのは「文献やネットで言われているほどまずくはない」と思っております。
なかなかふかしたてを提供できないのですがそのうちどっかのイベントに蒸し器ごと持ち込んで旧軍の方に食べてもらうのもいいかなぁとか考えております。

そんなわけでご飯話も同人誌もやっぱ楽しいなぁというお話でした。

  


Posted by さめ ひろし  at 22:55Comments(0)同人誌

2015年05月13日

コミティアでした


GWはコミティア112に参加させていただきました。

新刊はコミティア恒例のコピー(プリンタ)本で「戦時下ドイツの代用食レシピ」という本を出させていただきました。
このプリンタ本シリーズ。元々はコミティア参加するときに新刊がないのもなぁというのでお手軽なコピー本としてはじめたものでしたが、カラー写真が使用できるので写真中心の文字ものを出しています。

プリンター本なので数があまり多くできないのですがコミティアの時はこんな本を作っています。
今回は予想より好調で一時半くらいには完売してしまい、ちょっと遅目に来た方には申し訳ありませんでした。

夏コミ時にはちょっとだけ再販するかもしれませんがコピー本なのでちと限界がありますのでイベント等で会える方には別途ご連絡をいただければと思います。

あとは、昨年のコミスブロートの作り方とセットにしてDLsiteでのダウンロードも計画中ですので今しばらくお待ちください。



  


Posted by さめ ひろし  at 05:04Comments(0)同人誌

2015年04月26日

ファンタというか代用コーラというかを作ってみる

 今回は代用コーラの話です。

 1940年。ドイツのコカ・コーラ ドイツはアメリカのコカ・コーラ社よりコーラの原液の供給停止を言い渡された。
 1940年の時点ではまだアメリカは中立国で参戦していないが、翌年の3月にレンドリース法を成立させ、連合国へ兵器の供給をはじめ、年末の12月には日本の真珠湾攻撃をきっかけに参戦する。まさに第二次世界大戦前夜という状態であったのだ。
 こういう状況下で「代用コーラ」として開発されたのがファンタである。原材料はリンゴと乳清(ホエー)。材料から推測するとリンゴを発酵させて炭酸っぽくしたようなものということなのかな?

 で、この代用コーラはドイツではけっこういい地位を確保したようで、これにビタミンCとカフェインを添加した粉末ジュースが、ドイツ軍のレーションの一つとして配給されるまでになった。
 さらに戦後、各種のフレーバーを追加しオレンジ、グレープ、ストロベリー、ブラックチェリー、レモンライム、ジンジャーエール、などの「ファンタ」が販売された。

 1960年にはアメリカ国内でセブンアップの大攻勢にシェアを奪われていた本場アメリカコカ・コーラ社の起死回生策としてファンタの商標が買い取られ、晴れて本物のコカ・コーラの仲間に入ったのである。

 アメリカではじめてはじめて販売されたファンタは「クリアレモン味」であったが、セブンアップの対抗商品として「スプライト」という名称で販売された。だから実はスプライトもファンタの仲間。
 このようにコカ・コーラが手に入らないことで必要に迫られて開発されたファンタであったが現在ではコカ・コーラとは全く別物の商品として販売されているのが面白い。

 ちなみにwikipediaによれば、この代用コーラの味は「果汁入りオレンジジュース : コーラ : レモンジュース を 0.375 : 0.375 : 0.25 位の割合で混合したもの」とされている。

 当時のポスターを見てみると茶色をしていますね。原材料がリンゴと乳清なのに味の再現にリンゴが全く入っておらず、なおかつ代用で手に入らないコーラまで入ってるあたり、おそらくこの比率は味の再現性の表現なのかなぁと思いますが実際どうなんでしょ?
 ドイツではこいつがSpezi(シュペッツィ)という名称で飲まれているみたいですね。

 まぁ、なんとなくリンゴをホエーで発酵させてカフェインとか色々と入れたようなものという気もしますが、今回はお手軽にこの再現飲料(Spezi)を作成してみようと思います。


 近所のスーパーにあるもので作成したSpezi。レモンジュースが選択に悩むところだが、こういう健康系レモンかレモン水のようなものしか選択肢がないところです。


 味はなんと言いますか.....昔ファミレスでドリンクバーができたての頃に面白がって、コーラとファンタとか混ぜて「俺ミックスカクテルジュース」とか作ったことないですか?
 ええ、ああいう味がします。きらいじゃないけど味が混ざっちゃってわかりづらい味になっていますというかコーラからかなり遠ざかっちゃった味です。

 ファミレスのドリンクバーにレモンジュースとオレンジジュースがあるようなところに行った時は一度やってみてはいかがでしょうか?
  


Posted by さめ ひろし  at 20:03Comments(1)代用食

2015年04月19日

代用コーヒーを作ってみた その3

さて、代用コーヒー最終回はお手軽簡単なパンで作れるコーヒーです。

これは米海軍などが補給が長引いてコーヒーが切れた時に作っていたようです。
代用というよりもちょっとした生活の知恵みたいなやつですね。


まずはパンをトースターに入れてタイムカウンターを目一杯回してあげます。
そしてこのように真っ黒になるまで焼いてあげます。
※炭になるまで焼いてしまうと炭臭くなります。ちょっとむずかしい表現ですが、黒焦げまででOK、それが炭化する前にやめてください。


表面を包丁でこそいで焦げた部分を剥ぎとって粉にします。
コーヒーミルもいらないかららくちんですね。


これをドリッパーで漉して出来上がりです。
今使っているのはこういう紙で出来た使い捨てドリッパー。

通常のドリッパーだと匂いがついてしまって実際のコーヒーを入れるときに困るのでおすすめです。
特におうちの人がコーヒー好きな方の場合は別のものをつかったほうがよろしいでしょう。


味はなんと言いますか......焦げたお湯の味がします。

まぁ、いままでの代用コーヒーと同じような味なんですけど、大豆やたんぽぽと違って香りが全然ないので最も「焦げたお湯」感覚が目立つと言えましょう。

見た目だけは真っ黒なので、こういうものを飲みながら「あーあ、一体いつになったら港につくんだろう....」って嘆いている水兵気分に浸れますのでぜひ一度お試しください。
  


Posted by さめ ひろし  at 09:03Comments(3)代用食

2015年04月18日

代用コーヒーを作ってみた その2

前回の大豆コーヒーにつづいていくつかの代用コーヒーを作ってみました。

まずはたんぽぽ。
ドイツの代用コーヒーとしては最もポピュラーです。
戦後東ドイツでも飲んでいたり、戦時中もかなり飲まれていたらしく、従来たんぽぽなど茶などを飲む習慣がコーヒーに置き換わったという感じもあるかもしれません。

実は市販もされていますがまずは作ってみます。

作り方は手間はかかりますができないことはありません。


まずは土手などで


たんぽぽの根を掘り出します。


よ~っく洗って5ミリ位に切ってから数日間干してカラカラにします。
乾かしてから切ってもいいのですが、硬くなると大変なので先に切ったほうがいいかなぁー


フライパンで焙煎。ここは前回の大豆と同じです。


鍋で煮込んで作ります。
だしを入れる「だし袋」なるものが市販されていますので、それで自家製ティーバッグを作ると後片付けが楽です。


もちろんそのまま煮込んで茶こしで濾しても大丈夫です。


ドリップではここまでの濃さは出ませんが、煮出し形式ではコーヒーみたいな色になります。
前回の大豆も煮だしたほうがいいみたいですね。あれはドリップ詰まっちゃうし。

お味の方は大豆と同じような感じの味ですが、向こうのほうは大豆の香りがするのでちょっとほっこりしています。
でも、こちらも上手く焙煎すると麦茶のような感覚の香りがします。


正直なところ大量のたんぽぽを掘り出す手間、乾かして焙煎する手間と安定した焙煎なんてことを考えるとそれほど高いものではないので市販品を購入して煮出して入れることをおすすめします。
※当時も煮出してコーヒーを淹れるのが一般的でした。

ちなみにこれで700円くらい。
ティーバッグタイプなどいろんなタイプが売っています。amazonでも買えますが自然食品的な店で「ノンカフェインコーヒー」として販売されています。

健康に気を使うふりをしてドイツ軍リエナクトができるなんていい時代になったもんですねぇ。
  


Posted by さめ ひろし  at 13:57Comments(0)代用食